【購入推奨】iPhone 14 Plus 128GB 買ってみた。

どうもJIZOです。先日、タイトルにある通り「iPhone 14 Plus」を購入しました。

iPhoneシリーズでは久々となる「Plus」の名を冠する同機体ですが、2週間ほど使用してみた結果さまざま長短を垣間見ることができたので紹介したいと思います。

今後も評価は継続するつもりですが、初見を中心とした現時点での評価を、以下5点に分けて記します。

JIZO
JIZO

画面が大きく視認性が良い!
Proシリーズにこだわりがない分、いい買い物ができました。

はじめに

まず、私が購入した「iPhone 14 Plus」の仕様比較はこちらの公式ページから。

実は直近のイベント時には購入を予定していなかったのですが、本命の「mini」シリーズが廃盤となったため、サブマシンの候補として急浮上しました。

また、「Pro」シリーズを見送った理由としては、私的に魅力的な仕様変更がなかったからです。実物は見ましたが、ディープパープルは本当に格好いいと思います。もし、ライトニング端子の廃止や奇妙な三眼カメラの配列改善などがあれば購入していたでしょう。

さて、「mini」シリーズを愛用する中あえて大画面に挑んでみた結果こちらのバンカーリングを2つも貼り付けることとなりましたが、結果的にスマホスタンドとしての機能も果たし、不覚にも満足しています。

また、現在はこちらのケースこちらの液晶保護フィルムおよびカメラ保護フィルムを貼って使用しています。私がコスパの良さから長らく愛用する「JeDirect」のもので、よければ参考ください。

1、外観や本体価格は満足

まず、本体価格は最小容量128GBのもので¥134,800と、スペック的にも昨今のハイエンドスマホの中では安くも高くもない金額です。

また、筐体の外装は前シリーズを踏襲しする角ばった平型デザイン。従来のアルミフレームと背面ガラスパネルはほどよい高級感を演出し、フラッグシップの「Pro」モデルと比べても遜色ないレベルです。

私見では、最近リリースされているiPhoneは金額もデザインも無難なものが多く、よく言えば万人受けする手が出しやすい仕上がりになっていると感じます。

もちろん、もっと安くて十分な機能を有する他社スマホも存在します。しかし、相変わらず独自のOSや操作性とともに一定の完成度の外観を維持し続けるAppe社のこだわりには、変わらず尊敬の念を抱きます。

2、6.7インチのディスプレイサイズが快適

さて、私はメインのスマホとして「iPhone 13 mini」を使用しています。別記事にもある通り、その携帯性や使用感には大変満足していますが、コンテンツを消化するアイテムとしては不満な点が多々あることも事実です。

具体的には、動画視聴、電子書籍や書類の閲覧、WEBブラウジング等。小さな画面では網羅性が低く字も小さくなってしまうため、諸々のインプットには適さないんですよね。携帯性と網羅性は常に背反の関係にあり、インプットに最適とされるiPadは単に持ち歩きが面倒。ここで白羽の矢が立ったのが、大画面を誇る当デバイスというわけです。

さっそくKindleやYoutubeを開くと、さすがは自慢の6.7インチディスプレイ!と感動が沸きました。大画面で見やすいだけでなくベゼルやノッチも快適なサイズで、有機ELであるSuper Retina XDRにより視認性も抜群です。一通りのコンテンツ消化を済ませた頃には満足管があったあっただけでなく、眼精疲労の抑制にも貢献していたように感じました。当デバイスは、我々消費者のニーズをうまく満たしていると感じます。

大型化により片手で持ちにくくなったり操作が難しくなったりするデメリットこそあるものの、バンカーリング等で解消できる些細な問題です。なにより、昨今のスマートフォンは大型化が主な潮流ですから、これら対策や慣れの甲斐は十分あると思います。

3、4,325mAhのバッテリー持ちがかなり良い

当デバイスの特徴として見逃せないのが、iPhoneとしてはかなり贅沢なバッテリー容量を搭載している点です。歴代最高クラスのバッテリー持ちを実現するだけでなく、同等の「Pro Max」シリーズに比べて本体重量が抑えられているため、ずぼらな性格の人にとっては欠かせないメリットでしょう。

また、iPhoneは設定画面からバッテリーの劣化具合を確認することができますが、この劣化は充放電サイクルにより起こることで知られています。つまり、大容量のバッテリーは比較的消耗スパンが長いことから充放電回数も減り、バッテリー劣化が起きずらくなるのです。したがって、当デバイスはバッテリーの寿命が長いiPhoneと言えます。

iPhoneはその仕様から、バッテリー劣化以外での使用不能はなかなか起きません。よって、当デバイスは長期の耐用年数を期待でき、スマホの購入サイクルを減らす可能性すら秘めています。長寿命のスマホを愛用できる点や、本体購入の費用を節約できる点は十分なメリットと言えるでしょう。余談ですが、私の父もiPhone Xs Maxを今でも何不自由なく使用しています。

いずれにせよ、ことバッテリー容量については大が小を兼ねます。日々の使用だけでなく、本体の寿命にも影響するわけですからね。もちろん、動画視聴やゲームのプレイを含めても1日は余裕で持ちますから、ちょっとの外出であればモバイルバッテリーの携帯は完全に不要といえるでしょう。

4、カメラ性能は上位シリーズに及ばない

数値上の詳細については割愛しますが、やはり当デバイスのカメラ性能は「Pro」「Pro Max」シリーズには到底及ばないと言えます。特に、夜間での撮影や動画撮影については、大きな差が生じているようです。

スマホでの写真撮影や動画撮影が生業に影響する場合やSNS等でコンテンツを提供する趣味がある場合は、少し値が張っても上位シリーズを検討する価値があると思います。その際、ROM容量も大きくする必要が出るでしょうからそれなりの出費となり得るものの、間違いなく良いコンテンツ作りに貢献するはずです。

一方で、私のようにフルサイズの一眼カメラを所有するなど、スマホカメラに一切こだわりがない人にとって当デバイスは有力な候補です。そもそも、スマホ”だけ”で素材調達やレンダリングが可能であれば助かりますが、それらが現代のスマホカメラでは実現できないことは周知の事実です。ところで、Xiaomiが何やらとんでもないスマホを開発しているようですが、Appleには冷静な技術開発を求めます。

強いて言えば、iPhoneの背面カメラは単眼に戻して凹凸を廃止して欲しいくらいに私は思っています。Xシリーズあたりからカメラ廻りの外観劣化が止まらないと感じるのは私だけでしょうか。ある程度の実用性は確保しつつも、外見上美しいカメラを搭載し相応のコストダウンを実現する。こんな希望を切に願って止みませんが、叶わぬ願いでしょうね。

5、iPhoneとしての目新しさには欠ける

引き続き残念な点としては、新型iPhoneとしての特異な機能には恵まれなかった点です。当デバイスはロック画面の常時点灯やDynamic Island、Pro MotionテクノロジーやLiDARスキャナも非搭載です。

しかしながら、現状でこれらが実用に及ぼす影響はほぼ皆無です。要は、余分な一機能に過ぎないということですね。前述のカメラ機能と同様、お仕事や趣味における範囲で必要な場合を除き、十分見限ることのできる機能でしょう。

とはいえ、あくまでも当デバイスは大きな”だけ”のiPhone。どれほどの魅力を感じることができるかは人それぞれでしょう。スマホなんて一定のが快適性が備わっていれば十分だと私は思いますが、共感してもらえる方の目には余分な機能がそぎ落とされコストダウンや軽量化にも成功した魅力的なデバイスに映るのではないでしょうか。

また、このことについて話を発展させると「iPad Plus 12.9インチ」なんてあっても面白いと思っています。「ipad air」なんて中途半端なシリーズはやめて、ぜひリリースを実現してもらいたいです。iPhoneにしろiPadにしろ、大型の廉価筐体には一定の需要があると思うのですが。

さいごに

以上を鑑み、当デバイス「iPhone 14 Plus」は

コスパ…良い ★★★★☆ 4/5

外観…普通 ★★★☆☆ 3/5

機能性…良い ★★★★☆ 4/5

拡張性…並 同社固有のiCoud連携は健在

将来性…並 目新しさを感じないアップデートにはやや不満がある

と現時点では評価しています。

買うべき人とそうでない人

当製品はiPhoneとしての斬新なリリースとはならなかったものの、「大きい筐体に抵抗感がない人」「普段使いに十分なバッテリー持ちが必要な人」「カメラ機能に大きなこだわりがない人」には目当ての仕上がりとなっていると感じました。

よって、上記に該当した人の中で、旧世代のスマホを使用していて買い替えが検討の範囲内である場合、具体的にはiPhone12シリーズ以前のものを使用している場合は特に買うべきでしょう。

一方、基本的な性能に関しては昨今のiPhoneと大差ないですし、スペックに関しても今回リリースされたiPhone 14とほとんど互角の仕上がりです。目新しさもない以上、今使っているスマホに大した不都合を感じていない場合は購入の動機に欠けるでしょう。特に、「上位シリーズの新機能に魅力を感じる人」「より良いカメラ性能を求める人」「なるべく小さいスマホを探している人」にとっては「Pro」シリーズや「SE」シリーズが候補となるでしょう。

上記の人は様々なモデルあるいは他社のスマホも視野に入れ検討し、買うべきでないという判断が妥当となるでしょう。

また、私のように今以上の新機能が搭載されることを求めている人は、次回のリリースを待ちましょう。スマホは大きな買い物ですし、なにより、iPhoneシリーズは毎年更新されます。さらに、欧州組織であるEUの要請によりLightning端子の廃止が既に現実味を帯びており、新機能や新グレードのリリースも多々噂されるため、待ちも一考といった印象です。

“いちApple信者”ことJIZOのひとこと

今回の総評としては、

・大画面、大容量バッテリーは正義

・コスパは最近のiPhoneの中では悪くない

・目新しさは皆無でカメラも並

・良くも悪くも大きいだけのスマホ

といったところでしょうか。

みなさん、購入にはぜひ十分な吟味を行ってください。しかし、当デバイスは自信をもっておすすめできます。

JIZO
JIZO

メインマシン、サブマシンどちらでも十分活用できるレベル。
特に、コンテンツ消化には快適です。